ついに岩盤浴デビューしました。
スーパー銭湯で数えられないくらいサウナは利用していて、そのたびに岩盤浴は目にしていたけれど、全く興味がなく完全にスルーしていました。
だけど、最近、岩盤浴に興味が出てきて利用してみることにしました。
しかし、岩盤浴を利用するにあたってルールが分からず、事前に色々リサーチしまくりました(笑)
今回は、岩盤浴の初心者の方に向けて、気になるであろうことと初めて利用した私の感想を紹介します。
ちなみに、今回利用したスーパー銭湯は、
潮芦屋温泉SPA水春。
兵庫県の芦屋にあります。
今回はここでの体験を元に紹介しますが、他のスーパー銭湯でも基本は同じだと思います。
岩盤浴の服装
岩盤浴を利用するときは専用の服を着ます。
受付で岩盤浴を利用する旨を伝えると
・岩盤専用着
・ジャンボタオル
・この2つを持ち運びするメッシュのバッグ
を渡されます。
岩盤専用着は、スーパー銭湯でレンタルできる館内着と同じような、ゆったりとしたパジャマみたいな服。
水春は、館内着と岩盤専用着は別々で渡されます。
岩盤浴着を着ていないと岩盤浴専用のエリアには入れません。
岩盤浴着はどこで着替えるのか
入浴するときに利用する脱衣所で岩盤浴着に着替えます。
岩盤浴エリアには着替える場所はありません。
そして、ここから岩盤浴エリアに移動します。
このとき、バッグにジャンボタオルと水分補給用の水を入れておきます。
ちなみに、岩盤浴エリアに自動販売機があります。
ウォータークーラーはなかったですね。
岩盤浴をするところはどんな感じか
岩盤浴エリアに行くと「岩盤浴房」という岩盤浴をするための部屋がいくつかあります。
ここのスーパー銭湯は男女共用が2室と女性専用が1室。
中に入ると、横になるところがずらっと並んでいて、ある場所は平らな石畳のようだったり、別のところは石が敷き詰められてたりします。
その石の種類は何種類かあり、それぞれ効果的なものが違うようです。
岩盤浴は岩盤浴着を着たまま利用する
横になる場所を決めたら、そこにジャンボタオルを敷きます。
その理由は
・汗を床に触れさせないため(衛生的な理由)
・直接床に触れることによる低温火傷のリスクを避けるため
です。
そして、岩盤浴着を着たまま床に横になります。
岩盤浴は3セットが基本
岩盤浴の流れは
まず、水分補給をしてから岩盤浴房に入って…
最初はうつ伏せで5分
そして仰向けになり10分
外に出てクールダウン&水分補給
これが1セットで、これを3回ほど繰り返します。
これはあくまでも基本なので時間やセット数は自分の好みや体調で調整します。
うつ伏せになる理由は最初に内臓を温めるためだそうです。
ここのスーパー銭湯には氷結房というクーラーを効かせた部屋があり、この場所か椅子がある屋外でクールダウンすることができます。
あと、このエリアには普通にソファだったりマッサージチェアーがあるので、そこでくつろげます。
岩盤浴が終わった後は浴場で汗を流します。
使い終わった岩盤浴着とタオルとバッグは浴室の脱衣所にある返却かごに入れて返却します。
時間はどうやって計るのか?
岩盤浴房の中に大きな時計があったけど、室内は薄暗くて見にくいし、遠くにあると見えなくて時間を確認できません。
たとえ見えたとしても体を起こして見ないといけないし「何分経ったかな」と思いながら何回も体を起こすのは煩わしい。
なので、スマートウォッチを付けてタイマーを設定することをお勧めします。
私はこの方法で時間を測りました。
岩盤浴房の中に持ち込めるもの
スマホ、タブレット、漫画は持ち込み禁止です。
なので、横になっている間はやることないです。
基本、暇です(笑)
寝てしまわない?
岩盤浴房の中は高温多湿なので横になっていて寝てしまうような快適さは感じません。
一瞬だけ他の人のいびきらしきものは聞こえたけど、余程のことがない限り寝てしまうことはないでしょう。
もし仮にずっと寝続けると脱水症状になり危ないです。
心配であればスマートウォッチなどでタイマーを設定することをお勧めします。
岩盤浴着を着たまま汗をかいて気持ち悪くないのか
岩盤浴ではサウナと同じく大量の汗をかきますが思っていたほど気持ち悪さは感じません。
岩盤浴着の材質も関係してると思います。
裏地がツルツルしたような材質で汗で皮膚にベッタリ付くこともないし、氷結房で汗がひけば全く気持ち悪さは感じないですね。
そのまま休憩室のソファーでくつろげるくらい。
それでも気持ち悪い人は追加料金を払えば新しい岩盤浴着と交換してくれます。
私の岩盤浴房体験はどんな感じだったか?
初めて岩盤浴をしたときのことを忘れないように思ったことをここに残しおきます。
初めて岩盤浴房に入った瞬間、体中にムワッとした重たい空気がまとわりついてきて、アマゾンの熱帯雨林に迷い込んだような感覚に襲われました。
そう感じた直後、肌が汗でジワッとするのを感じました。
本当に一瞬で汗がジワッと滲んできましたね。
不快指数MAXです。
適当な場所を探してタオルを敷いてまずうつ伏せになります。
体がジメジメして気持ち悪いな〜と思いながら5分待ち、次は仰向けに寝ます。
ここから5分くらい経つとそれまで以上に汗がどっと出てきて、頭に汗が流れているのを感じます。
このときは岩盤浴着を着ていることが煩わしくて
・裸で横になったほうがいいんじゃない
・ここでたらすぐにシャワーを浴びたい
・なんで近くにシャワーがないねん
と思ってました。
岩盤浴室で15分過ごした後、氷結房に移動して汗を引かせて水分補給して1セットが終わりです。
これを3回繰り返しました。
1セット15分って短い気がして、その気になればもっと長く横になれると思ったけど無理ですね。
10分くらい経つと暑さで苦しくて「早く外に出たい」と思い初めて我慢モードに入ります。
「15分はいる」と決めてなくて時間を測ってなかったら速攻で外に出たと思います。
15分は長く感じました。
サウナの10分より岩盤浴の10分の方が長く感じます。
これは、たぶんサウナは極端な暑さに晒されるので思考停止になり時間の感覚がおかしくり、逆に岩盤浴は中途半端な暑さに晒されるのでいろいろ考える余裕がある分、時間が長く感じるんだと思います。
ちなみに、岩盤浴ではサウナなような「ととのい」はありません。
岩盤浴は悪くはないなと思ったけど、まだ「積極的に岩盤浴をしたい!」と感じるほどではないですね。
あと何回か試してみて、いいなと思えれば定期的に利用したいなと思います。